10話

★すべてのことの枠を広げて考える
(以降、マインドセットには★をつけます)
何かの行動をする時も、ものを考えるときも、
その基準を引き上げて考えるのよ。
前回もこの話はしたわよね?
例えば本を読む時に、始めから誰かに教える、
と思って読むと吸収できる量は普段より増える。
これから先、あなたがビジネスを起こす時も、
「そのビジネスの立ち上げ方、運営の仕方」
もあらかじめ販売する、と考えるの。
それって一つ枠が大きいわよね?
あなたに問題が起きたときも、
「この問題が解決できたら、同じ問題で悩む人の
役に立つことができる」と考えるクセを付けること。
例えば、結婚式をしたくても自己資金がない・・
だけどお金をかけていい結婚式をしたいと困ったら。
「結婚式までの半年間で200万円の自己資金を作って、
参加者全員が満足する最高の結婚式の挙げ方」
っていう情報をまとめて人に販売すると考えるの。
私の言ってる意味わかるかな?
す、すごい…
自分は今までそんなこと考えたこともなかった。
いつも目の前のことに精一杯で、自分で世界を
狭めてしまっていたような気がする…
確かにすべてのことをそういう風に考えることが
できるようになれば、世界が広がると確信した。
このマインドセットを手に入れるとね、
はじめの場所まで行くルートを最短にすることが
できるようになるのよ。
そういうと、彼女は突然絵を描きはじめた。
ここが広い雪原だと想像して。
で、これがあなたの設定したゴールね。
ここまでまっすぐ進むのに一番確実な方法は?
脇目もふらず、まっすぐにそこに向かう!
そりゃそうね。
だけど、実はまっすぐ進んでいると思っても、
いつの間にか曲がってしまうものなの。
だから最もはやい方法は、ゴールの木の向こう側に
さらに大きな木を見つけて、その二点が常に重なる
状態にして進むことなのよ。
こうすれば、そこに向かって行くのって必ず
直線になるでしょ?
なるほどー。
っていうことで、
それが、枠を広げて考えることの力よ。
月に200万円の収入を得たら、具体的に
どんな生活ができるのか?
そしてそれを得るとどんなことが実現可能で、
自分がどんな感情になるのか?
こういうふうに、
得られるものの背景を明確にしておくことで
あなたがそこにたどり着くスピードは早くなるわ。
常に基準を引き上げて考えること。
★あなたがこれから経験するすべてのことは
ノウハウにすることができる。
つまり、販売することができると考えること。
もちろん、このレッスンについてもそう。
今のあなたの年収が800万円くらい?
そして、このレッスンを受けることで
その収入が3倍になるのが確実だったら、
あなたはそのレッスンにいくら払う?
100万円でも安いわよね。
っていうことは、ここであなたがそれを実現させれば、
あなたはこのノウハウを100万円で売れるってことなのよ。
おお、それはスゲー!
でも、ものの考え方や、情報にそれだけの
お金を払おうっていう人は本当に少ないのよ。
だから、そういうものにお金をかける人は
どんどん豊かになって、そうじゃない人と
ますます格差ができていくの。
あなたが心からピンと来る本物に出会ったら、
どうやってこの人からお金をかけずに情報を
手に入れられるかな?と考えるんじゃなくて、
どうしたらこの人にもっとお金を払って
価値も提供できるんだろう?と考えなさい。
普通の人はお金をかけたくない。
だったら、あなたはその逆をやりなさい。
何かを得るためには
人よりもお金をかける、
人よりも時間をかける、
人よりも情熱をかける、
必要があるわ。
あなたが卓越したかったら、
もっとたくさんお金を払って、
もっと時間を使って、
もっと情熱を持ちなさい。
ちなみに今話した「枠を広げて考える」
っていうマインドセットに気付いただけで、
年商が2億円から13億円に上がった会社もあるわ。
その会社はある通販の会社だったんだけど、
今までは物を売るだけだったのが、顧客の情報を
細かく分類してあるデータベースにして、
それを元に全国のデパートやスーパーに
こういうものが求められていて、こういう風にすれば
もっと売り上げが上がるという情報を売ったの。
物とかサービスには提供できる限界があるけど、
それを情報にすることで、いろんな可能性が広がるのよ。
ここ大切な考え方だからもう一度繰り返すね。
これからの時代は、
自分のものやサービスだけじゃなく、
情報も提供できる人間になること。
人のサービスやもの、情報も売れるようになること。
もちろん、あなたが思う「ほんもの」をね。
自分が会社を立ち上げる時は、
例えば
「半年で社員5人年商3億の会社を
0円から立ち上げるノウハウを売る」
と先に決めること。
一つ枠を大きくしておくと、
立ち上げのときに起きる問題もすべて
そのマニュアルの中に「問題が起きた時の対処法」
という項目で入れられるようになるわ。
それだけ価値のあることだって信じて
しっかり実践すること。
もう一つ例を挙げるわ。
私は困っている人にお金をあげたりする気はない。
これは、魚を与えるのか、魚の釣り方を教えるのか?
っていう例え話で言われることなんだけど。
ある困っている人が魚を釣ったあなたを見て
「自分は困っているのでその魚をください」と言った。
その釣り人は魚をあげてもまたこの人は困ると思って
魚の釣り方を教えてあげるの。
ここまでは有名な話だから聞いたことが
あるかもしれない。
でもね、私は魚の釣り方だけを教えるつもりはないの。
魚を釣ることが本当に楽しいことだっていうことを
実感してもらって釣りをしてほしいのよ。
さらに言うとね
魚を釣ることがとても楽しいことだって伝えて
釣り方を教えられる人を増やしたいの。
分かる?
魚をあげるんじゃない。
釣り方を教えるんじゃない。
釣りが楽しいっていうマインドと釣りを教えるんじゃない。
釣りが楽しくて釣りが好きな人を増やせる人を増やしたいの。
枠、ちょっと大きいでしょ?
だから、私はこいけんに釣りが楽しくて釣りができる人を
どんどん増やしてほしいのよ。
もっともっと手に入れてもいいんだって
自分に許可をしてあげなさい。
感動した・・
そっか、自分は今まで釣り方ばっかりにフォーカスしてたな。
釣りが楽しいっていうマインドになれば、ほっといても
いつの間にか釣りのことを考えるし釣りをするな・・
この子はホントに枠が大きすぎる。
何がなんでもこの子に追いついて追い越してやる!
ん?あなたまた意気込んだでしょ?
だめよ。
静かに情熱を燃やすのよ。
じゃあ、次のマインドセットいくけど、
質問はないかしら?
あ、じゃあ一つだけ…
今自分が教わっているこのレッスンは、
今後自分も誰かに教えたり売ったりしてもいいのかな?
もちろんOK よ。
私の話し、聞いてた?
うん、でもなんかこういうのって、
著作権とかそういうことがあるんじゃないかって…
あのね、著作権なんて幻想よ。
元々、世の中にあるすべてのアイデアとか
商品っていうのは、だれかがすでに考えたり
学んだりしていることをベースに成り立っているの。
これは自分がゼロから考えたことだ!
なんて言っている人がいるけど、それはウソよ。
どこかで、ベースとなるものがあって、
それを組み替えたり、くっつけたり、
すべてはそういう風にできているの。
そんなことをいう人は結局、競争とか奪い合いの
小さな世界に生きているだけの小物なのよ。
逆なの。
すべて提供の精神で自分の持っている情報を
惜しまず世の中にドンドン出すこと。
そうすることであなたは
もっともっと分かち合えるわ。
この枠を広げてってマインドにもつながるんだけど、
理想をいうと、あなたがこれを学んで実行するのと同時に
誰かに教えることができたら
あなたはあっという間に成長するわよ。
教えてくれる人と教える相手が同時にいる状態が
あなたにとって最強の状態だと思ってね。
教える前提で学ぶと、あなたの吸収できる情報量は
格段に上がるわよ。

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