35話

【第4章】究極の仲間を手に入れる

前回の課題はどうだった?

うん。
今までに習ったことと、
アイデアを出すフレームを使って
新しいサプライズのビジネスを考えてみたよ。

いいわね、聞かせてちょうだい。

まずは結婚式。
世の中の困っていることを集めようと思って
周りにいる友達に、人にサプライズをするときに
困っていることを聞きまくったんだ。

そしたら、、
どんなサプライズをしたらいいのか悩む。
プレゼントを選ぶのが困る。
結婚式を挙げていない夫婦がいて、
内緒で式を準備したいけどやり方が分からない。

他にも
ウエディングプランナーの友達が
給料が安いって嘆いていた。
レストランをしている友達が
お客さんが来なくて困っていた。

友達でお金がなくて結婚式を
あげられなかった人がいた。

その辺を組み合わせて新しいサプライズ結婚式が
できないかどうか考えてみたんだ。

いい悩みがいっぱい集まったわね。
で?

うん、
それでうちがサプライズで結婚式を
挙げるサービスをしたらどうかな?って。

プランナーさんから
式を挙げられなかった人を紹介してもらって、
旦那さんが奥さんに内緒で結婚式を準備する。
その企画とか実行をお手伝いするビジネス。

ふーん、
おもしろそうね。

で、奥さんには
「式を挙げてないから、せめてウエディングドレス
を着た写真だけでも記念に残そうか・・」
ということで呼び出して、
写真を撮り終えて披露宴会場に移ったら、
みんなそろっていてそのまま結婚式を挙げる・・

そんなサービスができたらいいな。

なるほど。
じゃあ、それを始めるのには
どれくらいのお金が必要?

う、そこまでは考えてなかった・・
でも一応貯金が1000 万円くらいあるし、
それを使って会社にしようと思うんだけど・・

は?
あなたバカじゃないの?

え?

そのお金を使って会社をつくったら、
これから会社を始めたい人は、
みんなそれくらいの資金がないとできないっていうこと?

い、いや・・

そんなの面白くないわ。
あなたが会社を立ち上げるときは、
1円もお金をかけずにつくりなさい。

そうすれば、これから先お金がなくて
会社を立ち上げたい人の力になれるわ。

そ、そうだけど・・

なに?できないの?
いい?
「できないと思ったら、やるしかない」
なのよ。

あなたは特別な人間。
じゃなくて、普通の人間なの。
だから、できないと思っただけで
終わらせてしまったらそこで終わり。

できないと思ったら・・
やるしかない!というマインドセットを
しっかりインストールしなさい。

ただ、何かを始めるときに、
一人でやるのは本当に大変よ。

だから今日はあなたに
「仲間の作り方」と
「世界一早く夢を叶える方法」を教えるわ。

そして、次回のレッスンでは、
お金をかけずにビジネスを立ち上げる
マインドセットとノウハウを教えます。

その前に、さっきのビジネスプラン、
悔しいけどなかなかいいわよ。

悔しいけどは余計だよ。。

もっと言うと、そのビジネスに関わる
全ての人がハッピーになって、さらに
得をする仕組みになれば最高ね。

全員が幸せになるビジネスモデルが
できたら、あなたは失敗することの方が
難しくなるわよ。

全員が幸せに、か・・
なんかいいな。
だれも損をしない仕組みってすごい!
よし、もっと具体的にプランを練ろう。
ゼロから会社をつくることも考えなきゃ。

じゃあ、仲間を見つけるためのポイントね。

まず、覚えておいてほしいことなんだけど、

世の中のほとんどの人は起業しようとか
ビジネスを始めるときに自分ですべてを
できるようにならなきゃならない!
と思い込んでいるのよ。

あなたが中途半端に会計を勉強したり、
税務に力を注ぐのと、
あなたが営業に専念して、会計ができる人を
雇うのではどちらの方が効率がいい?

自分のできないことを認めて、
自分ができないことを
大好きでしょうがない仲間を見つける。

かの有名なヘンリーフォードは
新聞記者に「あなたにできないことはありますか?」
と聞かれて「ない」と答えたの。

記者たちが「じゃあ、これはできますか?」
と無理難題を吹っかけたところ、
フォードはすぐに電話をとってその
難題を解決できる人を呼んだ。

つまりあなたの苦手なことやできないことでも
それを大好きな人とつながれば、
あなたにできないことはなくなるということよ。

ここで、またワンピースの漫画を
例に出すわ。

ルフィが魚人族アーロンと戦う時、
アーロンに
「お前は何もできない船長だ」
と言われたときにこんなことを言ったの。

おれは剣術を使えねェんだコノヤロー!!!
航海術も持ってねぇし!!!
料理も作れねェし!!
ウソもつけねェ!!
おれは助けてもらわねェと、
生きていけねェ自信がある!!!

どう?この言葉。

あなたは自分が一人では生きていけないと
認めることができるかしら?

すごい仲間を手に入れるために、
大切なことを3つ話すわね。

一つ目は
人と深いつながりや信頼関係を
築くのにとてもいい方法よ。

それは、
自分自身の弱いところを認めて
それを人に正直に話すこと。

ルフィが言った一言は、
仲間にとってとても嬉しい言葉よ。

自分が一人では生きていけない。
だからお前たちが必要なんだ!

自分はこんな弱い部分がある。
だから助けてほしい。と正直に言うこと。

多くの人は人に弱みを見せることが
できないで苦しんでいるの。

弱みを見せたくないから、
弱みを隠すために時間を使って
いろんなスキルを身につけようとする。

でもね、大切なマインドセットよ。

★自分の弱みを直視してそれを人に見せる

私たちの出会いのときを思い出して。
私があなたにいろんなことを
教えようと思ったのは、
あなたが自分の弱みと向き合って、
正直にあなたの想いを話したからよ。

アーノルドシュワルツェネッガー、
シュワちゃんが元ボディビルダー
だっていうことは知っている?

彼は最近カリフォルニア州の知事にまで
のぼり詰めたわよね?

彼がボディビルダー時代、
ふくらはぎが細くて悩んでいたの。

元々身長があったからふくらはぎが細いのは
仕方のないことだったのだけど、
ボディビルダーの世界では致命的。

そして、いつも彼はふくらはぎを
長ズボンで隠していた。

そんなときに、彼は彼の師匠に相談に。
そして師匠に一言
「自分の弱みを直視することで強くなれる」
と言われたの。

それから彼はズボンを切って
いつでもふくらはぎが見える状態にしたの。
すると一気にふくらはぎが太くなって
大会で優勝できるまでになったのよ。

弱みを直視して、それを表に出しなさい。
すると応援してくれる人ができたり、
相談に乗ってくれる人が必ず出てくるものよ。

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